ニューヨーク、狼たちの野望
(あらすじ)
NYの場末?スタッテン島(Staten Island)で生きる、下層?の三人の男達の物語をオムニバス形式で見せる。主人公は、ギャングのボス・清掃員の若い男・唖で肉屋の下働きの老人。同じ時間軸でそれぞれの視線から繰り返される場面が最後にカチッとハマるとき、物語の全容が見える。
(みどころ)
・肉屋については、こういうこともあるのだろうな、とか
・最初は訳が分からないので、何もかもが伏線に見えてハラハラしました
・悪くないんだけど、少し退屈というか分かりにくすぎるシーンが散見されます
・スラムとまでは言わないが、古きアメリカの下層のまちのイメージが前提にないと理解しにくいかも
・イーサン・ホークにはもう少し活躍して欲しかった
・ところどころのシーンの切り方は秀逸と思わせました
嫌いな人には、だから何なの?と思われてしまうかも。割と好きです。
佳作。
スタッテン島にはごみ焼却炉があるそうで、日本で言う『夢の島』みたいなところなのかも。
ニューヨーク、狼たちの野望
イーサン・ホーク
ヴィンセント・ドノフリオ
ジェームズ・デモナコ (監督)
リュック・ベッソン(製作)
2010年 アメリカ
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