ガタカ
(あらすじ)
出産に関する遺伝子操作が進んだ近未来。遺伝子レベルで階級社会が形成されており、操作を受けずに受精出産したものは下層とされて希望の職にはつけない。また、本人確認も遺伝子レベルでの機械解析が行き届いている。
両親の気まぐれで操作を受けずに生まれた主人公は、最高峰の職=宇宙飛行士育成センター=ガタカを目指す。どんなに能力があろうとも、遺伝子解析されれば欠陥者として弾かれてしまうのだが、そこをクリアするために、ウルトラ級の詐称を実行。ハイレベル遺伝子を持ちながら半身不随になったジェロームに協力してもらい、生体偽装でジェロームになりすますことに成功する。
あこがれの宇宙飛行士に選抜され、土星行きが確定したところで謎の殺人事件が発生し、主人公の詐称が明らかにされかける。果たして、宇宙へ行くことができるのか?
(みどころ)
・遺伝子選抜社会という割と洒落にならない近未来設定が秀逸です
・その中で、でも、人としてどう生きるのか考えさせられるものがありました
・病気がない社会の実現は夢のようですが、人間のこころはどのような夢の社会でも葛藤がある
・先天的な欠陥があったとしても、夢を叶えることは出来るのかも知れない
・先天的に恵まれていても、幸福にはなれないのかも知れない
これはみるべき。
ガタカ
イーサン・ホーク
ユマ・サーマン
ジュード・ロウ
アンドリュー・ニコル(監督)
1997年 アメリカ
wiki
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